暖簾が象徴するもの

暖簾は、昔は商店の看板でもありました。屋号を入れたり商品名を入れたりと、その暖簾を見れば、どんなに同じ商品を扱う店があっても、そのお店だとわかっていたはずです。でも、今、屋号というものを持つお店が少なくなってきたし、デザインの面でも暖簾をかけて雰囲気があうお店というのも最近出来たお店ではなかなかないでしょう。

これから先、建物の老朽化や後継者不足によって歴史あるお店の廃業によってますます、昔ながらの意味がある暖簾を使うお店は少なくなるはずです。これでは、暖簾が単なる交通標識と同じ無機質な存在になってしまいます。

和だけがいい、洋だけがいいと言う問題ではないのですが、暖簾が象徴する和の商人というものが消えることはないのか。
将来が心配です。

いにしえの暖簾たち!

暖簾というとやはり古くからあるというイメージがあるんですよね。
歴史を紐解くと実は古く平安時代末期からその存在が明らかになったようですよ。

なんでも民家の軒先に日除け、風除け、埃除け、そして人目を除けるためにかけられていたそうです。
それにしても平安時代とう年代には少し驚きましたね。それほど古いものとは思いませんでした。鎌倉時代には、暖簾に家紋などを入れるようになりましたが、商家が家紋を入れるようになったのは室町時代に入ってからでこれもすごいと思いますね。

昔の人の暖簾に対する思い入れが手に取るようにわかりますね。
歴史を感じることできるものですので私たちもこれから是非、上手に活用してその魅力にふれながら生活したいものですね。

暖簾の歴史について考えてみるのココロです。

全く何の予備知識もなく,暖簾の歴史について考えてみます。
時は江戸時代。庶民のささやかな贅沢と言えば,年に数回の寿司。

今のように回転寿司などない時代ですから,全て寿司職人が手で握って,カウンターで食べるというもの。
現代であれば,こんなお店に行ったらいくらかかるかわからないですよね。

ですから,江戸時代の庶民は,寿司を食いに行くなんて年に2,3回程度だったのです。ですから,寿司を食い慣れていないので,どうしても手に醤油がついてしまったり,ガリの糖分で手がべたべたしてしまったりするわけです。手ふきでも持っていけばいいようなものの,やはり外食になれていませんから,どうしても忘れてしまうのです。

こうして手が汚れた人はどうするのか,というと店を出てそこらになすりつけるわけですよ。
これを見た寿司屋の店主,店を出るときに手を拭けるシステムを考えた。これが暖簾の歴史の始まりだったのです。
なんて考えましたが,やっぱり違うようなきがしてなりません。

暖簾の下で・・・

まだまだ寒~いこの季節。
ついつい、『やきとり』なんて書かれた暖簾が目について、「ちょっと一杯」なんて、お店にひきこまれちゃったりして。

この暖簾、実は平安時代末期からあるんです。
日除け、風除け、埃除け、ついでに人目除けとして、民家の玄関に下げられたのがはじまりみたい。

一般に文字が普及してきた江戸時代の頃から、暖簾に字が入れられるようになり、屋号などを入れ、店先にさげるように。それからどんどんいろんなお店で使われるようになり、この暖簾で知名度をあげて、繁盛するお店が出てくるほどに。

もともと、民家でも使われて、生活に密着していたものだから、暖簾を見ると、ついつい懐かしくなって、くぐりたくなっちゃうんですよね(笑)いっそのこと、自宅に下げて、暖簾の下でちょいと一杯。なんて、いかがですか?

日本の暖簾文化

暖簾とは、お店の名前や家紋を入れて、お店の前にかけるもので、多くの人々の目に触れ、まさに「お店の顔」でした。家が外から見えるのを防止し、冬は寒い風を防ぎ、夏は暖簾が風でゆれる様で涼しさを演出するなど、町の情緒も演出してきました

暖簾は地域により形も違い、「北海道型」「東京型」「大阪型」「京都型」などがあります。

暖簾はいつから使われたのか!
縄文時代から風除けで使われ、平安時代から部屋の仕切りで使われ、室町時代で商店の入り口で使われました!
古きよき文化は今の世にも、使われてるんですね。

「暖簾」の始まり

「暖簾」の始まりは,家の前に雨や風よけのための「しきり」がその使い始めの起源らしい。
確かに,家には出入り口があるが,いちいち扉を閉めるのが面倒な場合,そんな「しきり」あると便利だ。
したがって,家屋に住むようになった縄文時代にはもうあったということになる。

それが,だんだん変化していき,室町時代なると商店の入口に「暖簾」として使われるようになり,<家紋>や<標語>等を書き入れ,宣伝・広告を目的とした目印として使用するようになったようだ。

現代においても,その使われ方は室町時代と変わっていない。その「暖簾」を使ったことわざも多く残っている。例えば,「暖簾に腕押し」など。また「暖簾を守る・汚す」などと所謂<企業イメージ>についての言葉もある。