日本人にとって古くから馴染みのある暖簾
そもそも「暖簾」とはお店の屋号や家紋を入れて、お店の前にかけるもの…いわゆる「お店の顔」と言えるモノでした。 多くの人々の目に触れることから、当時の人は暖簾を非常に大切にしていたようです。
しかも当時の都のあった京都の街並みは通称「うなぎの寝床」と呼ばれていた程の細長い住居が多い土地柄だったこともあって、暖簾は必要不可欠な物でした。家が外部から見えるのを防止するだけでなく、冬は寒い風を防ぎ夏は暖簾が風でゆれる様で涼しさを演出するなど…本当に生活に密着した使われ方をされていたようです。
昨今ではさすがにご家庭で暖簾を使われておられるトコロは殆んど見かけることがなくなってきましたが…未だに暖簾の持つ癒し感や和みの雰囲気は、現代人に訴えかけるモノが非常に少なくないようです。